破産するのも金かかる。
世の中、破産してない人が多いと思いますけど、返せないくらい借金したら、自己破産するしかなくなる。
だけど、自己破産するにも金かかるって知ってる?
金が無いと法テラスというところが自己破産の弁護士費用を貸してくれる。
自分は15万くらいでしたが、これを5000円ずつ返済した。
しかし、今現在、収入がないと、この費用も借りられないため、自己破産の手続きが進められない。生活保護でもいいのかも知れないけど、とにかく定期的な収入がないと自己破産もできない。
弁護士は、法テラスという団体から紹介してもらい、法テラスで初回打ち合わせ、その後弁護士事務所に呼ばれて、打ち合わせ。
全ての貯金通帳の過去2年分の履歴を提出するように言われる。これ銀行の窓口で手続きして入手する。
記帳で出せるとあまり費用かからないが、手続きして作成依頼すると結構費用がかかる。また時間もかかる。
それから、どうしてこんなに借金したか原因を聞かれる。いろいろ書類や理由をかかされる。
あと、個人事業していたりすると、規模によるが小事業破産扱いとなって、破産管財人を立てる必要があり、この場合、費用が別途20万位かかる。
破産管財人はまた別の弁護士に依頼することになる。
とにかく、破産するにも金がかかる。
一つ言えることは、借金は増えない内に始末した方が良い。
聞きたいことがあれば、下記までどうぞ。
blackangus1957@gmail.com
真夏警察10
ちょっと田舎都市の始発列車に男は乗っていた。
車内はそれでもまばらに人が座っている。ガタゴト音を立てながら進んで行く。
2つ目の駅でサングラス男が乗って来た。男の向かい側の席に座った。3つ目の駅で、またサングラスの男が乗って来た。今度は男の右隣に座った。それから4つ目の駅でまたサングラスの男が乗って来た。今度は男の左隣に座った。
5つ目の駅で今度は、スーツ男が乗って来た。向かい側の席のサングラス男の右隣に座った。それから、スーツ男は右手に持った光の棒のようなものを掲げると、あっという間にサングラス男に光を浴びせた。
スーツ男は次の駅で、さぁ降りますよ、と言って男と降りて行った。
次の瞬間、サングラス男達は車内の何処にも居なくなっていた。
スーツ男は男を連れて、駅前のロータリーで高級外車に乗り込んで行った。
スーツ男は、コンピューター合成のような声で、後少し遅かったら貴方は地球に戻れませんでした、と男に呟いた。
真夏警察9
町の外れに古びた化学工場がある。毎週日曜日の夜明け前にマイクロバスがやってくる。ほとんど満員の車内から何処の国籍か解らない男達がぞろぞろ降りてくる。
化学工場の重い扉を開けると、男達はぞろぞろと中に入っていく。
空になったマイクロバスは静かに工場を出て行った。
しばらくすると、工場の中で微かな音がし始める。工場からつながる裏山から微かな煙が出ている。
それから、パラパラと雨が降って来てやがてどしゃ降りになると、遠くで雷の音、真っ暗い雲が工場を包む。
それから稲妻と共に裏山に大きな宇宙船が現れると、マイクロバスから降りてきた男達が乗り込んで行く。
それから雲が上がって、跡形もなく宇宙船は消えていった。
宇宙船の行く先はアンドロメダ第六星雲、仕事は、、、